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桜と花魁

「この木に桜が咲いたら、お前をここから出してやる」

桜と花魁

みなさんこんにちは、メイクスタッフ香山です。
先程の台詞を何処かで聞いたことがある方はいらっしゃいますでしょうか?
これは蜷川実花さんの映画「さくらん」の冒頭のワンシーンです。

遊郭になぜ桜がないのか?と詰め寄る禿時代のきよ葉に、セイジがかけた台詞です。

そして次のシーンでこの桜は決して咲くことのない桜だと知らされることになり、まさに永遠に籠の中の鳥にならざるを得ないことをきよ葉は知るのです。

話は翻って、桜が満開に咲き誇る時期のいかに短いことでしょうか?
だからこそ私たちは満開の桜に出会える一年でたった数日の日々を心から喜ぶことができます。

花魁もしかり。男にちやほやされて売れっ子の花魁で居続けることは永遠ではありません。
平家物語に「沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす」とあるようにいつまでも最高の状態でいられることはあり得ないのです。
だからこそ人は「永遠」を渇望するのでしょうね。

前置きが長くなりましたが、今日は「桜と花魁」というどちらも儚い存在であるモチーフを最高に美しい状態でご紹介させていただきます。

桜と花魁

桜と花魁

撮影日は4月6日。桜の咲く期間は毎年違いますのでご参考にしていただくには難しいかもしれませんが、今年は比較的平均的な期間だと思います。

大堰川の向こうにも中之島に桜が満開なのが見て頂けますね!

桜と花魁

今回の撮影はとことん「古典」でかっこよく行きたかったので桜の柔らかいイメージではなく「外国から見た日本の花魁」というようなしっかりとした和風の着物のコーディネートにさせていただきました。

桜と花魁

花魁の遊郭で有名な吉原は実は桜の名所だったことをご存じでしょうか?
観光として桜を見に来る人も多数いたそうです。
ということは実際にはさくらんのような桜のない世界ではなく、満開の桜と花魁道中という想像するだけで豪華な風景を楽しむことができたのかもしれませんね。

今回の撮影は桜の時期の中でもベストなタイミングだったと思います。
冒頭でお伝えした通り桜のシーズンは毎年微妙に前後しますのでなかなかタイミングを合わせることは難しいですが、タイミングがあればぜひこんなきれいなお写真を撮影しにいらしてくださいませ。

こちらのお写真は花鳥風月庭園撮影プランに「桜オプション」をお付けいただきましたらご体験いただくことが可能でございます。
是非ご検討くださいませ。

花鳥風月庭園撮影プラン
お代金: 46,000円(税込50,600円)

桜オプション
お代金:3,300円

ご予約はこちらから

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