
平安の初期に亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」と詠んだことから「渡月橋」と呼ばれるようになった。美しい山々を背景に荘厳な風景を愉しめます。
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京都屈指の観光地で、世界文化遺産としても有名な臨済宗天龍寺派の大本山。嵐山の山々を借景とした曹源地(そうげんち)庭園は雄大な美しさを堪能できます。

伊勢神宮へ赴く斎宮に選ばれた皇女が、3年間こもって心身を清めたという古社。「源氏物語」の「賢木の巻」の別れのシーンの舞台でもある。縁結びの神様として有名。

真言宗大覚寺派の本山。嵯峨天皇による離宮嵯峨院建立が起源で、876年に垣寂入道親王を開山とし、代々天皇または皇統の人物が住持に就いた格式高い門跡寺院。
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天龍寺塔頭。回遊式山水庭園「獅子吼の庭」の300本を超える楓や苔は、見事な美しさ。本堂には西国三十三所巡りに等しい功徳があると伝わる観世音菩薩や田村能里子氏筆の襖絵がある。
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平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、清盛の愛を失ったのち、妹の祇女、母と共に剃髪し陰棲した寺。深い緑に囲まれた境内に、ひっそりと茅葺きの草庵がたたずむ。

小倉山荘跡に建つ臨済宗の寺院。嵯峨野の紅葉の名所の一つで、ひっそりとした門構えのため、知る人ぞ知るお寺。深い赤色に染まった境内で情緒に浸ることができる。